私が社員持株会でちょっと損したんですが、ちょっと得する話も紹介したいと思います。
この記事が為になる人は、社員持株会で売れるような株を持っていて株の売り買いをした事がない人や、【株って何?カブって美味しいの?】って人は参考にして頂けると思います。
先日、社員持株会の株を引き出して株を売却した私の教訓として、
・株売却で利益が出ると当然税金がかかります。
・株を売ったお金を運用するなら、4月売却・NISA口座設定がオトク。
・税金は専業主婦だったらダタ、課税所得330万以下だったら安くなる。。
・社員持ち株会の株を売却して現金化するために【3週間】くらい掛かった。
という事がわかりました。
株の売却で色々と経験したことを紹介します、ご興味があれば続きをどうぞ。
社員持株会の株売却で損しました。
勤めている会社では社員株主会があるので5年くらい前から毎月8000円づつ自社の社員持株会を始めました。
もともと証券会社口座すら持っていなくて株を購入したことも売却したこともない私ですが。
社員給料天引きで自動的に自社株を購入できる事と持株奨励金が自社株購入金額の10%が支給されるので何となく貯金のつもりで始めました。
毎月の持株会の購入金額は月8000円としょぼいので全然大した株数ではないんですが、売れるくらいにはまとまった数になりましたし、昨今のトランプ相場の上昇に乗って株を売却すると利益が出そうなので売却しました。
結果、株式取得総額よりも株式売却総額の方が多く【20万くらいの利益】が出ました。
かなり儲かったと言えますが、株に無知でしたので配当金で損しました。(15000円くらい損)
売却した時期が株主配当がある3月でしたが3月末に権利確定日がありました。
ですが、権利確定日前に売ってしまったので配当金(15000円)を貰えませんでした。
配当金の分、損しちゃいました。。。
一般的には株主配当直後に株価が下落するので、たとえ配当を貰っても結果は一緒だったかもしれませんが、勉強不足なのでちょっとショックでした。
なので、社員持ち株会の株を売る時には配当金以降に株の引き出しを行った方が良いでしょう。
株売却で利益が出ると当然税金がかかります。
株を売却する時に一番気になっていたことは【税金】です。
トランプ相場に助けられ、売る前から利益が出る事が確定してましたので、利益が出るってことは税金が掛かる。
イコール確定申告しなければな~と思っていました。
実際に株を売却したのが3月の末、すぐに売却したお金を使う予定がなかったので5月くらいまで証券口座にそのまま放置していました。
そろそろ引き出そうかなと思って、5月に野村證券口座の残金を確認すると、
えっ、5万減ってる!!!
えっ、株の売却に失敗した?オレオレ詐欺?
と思いましたが調べると源泉徴収あり口座だったので、3月までの利益で税金が引かれていました。
株売却の税率は【利益額の20.315%】!!!
なので、5万円くらい勝手に口座から引かれてました。
税金激高ーーー。
後に、調べてみると確定申告で税金還ってくるかも。。。。
株売却した税金は還ってくるかも?
株の売却益がでると税金が発生しますが、所得によって税金が還付される可能性があります。
株の損失があったり所得が低い人は、確定申告すれば還付されますし、
確定申告が必要ですが、課税所得330万円以下の場合には配当控除で税率7.2%(住民税のみ)になります。
私の課税所得は330万円以下なので確定申告を行うと、3万円くらい還ってくる予定です。
下記のオールアバウトの記事に解説が詳しくのってます。
↓株の売却益控除については、こちら。
オールアバウト(株の売却益控除)リンク
↓課税所得については、こちら。
オールアバウト(課税所得)
特定口座(源泉徴収あり)がまあ便利
先程、口座から勝手に税金が引かれたと言いましたが、
野村證券口座を作る際に【特定口座(源泉徴収あり)】の口座を作りました。
証券会社の口座を【特定口座(源泉徴収あり)】にした場合には、4月~翌3月までの合計した利益(損益)で自動的に計算された税額が口座から引き落とされます。
確定申告が必要ない方でしたら面倒がなくて良いかもしれません。
ですが。
株を売却したお金を他の株に再投資したい!!って思っている人
株を売却したお金を他の株に再投資したい!!って思っている人は、NISA口座の開設を行ったほうが良いです。
なぜなら。
NISA口座は投資金額120万円までは運用益、配当金に税金が掛かりません。ですので、税金(20%)分がオトクです。
※社員株主会での配当金にも、20%の税金がかかっているんですよ、社員持株会からの明細を確認してみましょう。
社員持ち株会の株を売却して現金化するためには時間が掛かります。
社員持株会の株を売却しようと思った時に、もともと証券口座すら持っていませんでした。
私の会社では社員持株会の株を引き出すために野村證券の口座が必須でしたので野村證券の口座を新規開設しました。
結果、野村證券口座の開設に2週間掛かりました。
口座開設手続きが終わり、会社の社員持株会担当者に株の引き出し申請書を提出しました。
株の引き出し申請書を提出した時には、株が野村證券口座に移管するのが1週間程度掛かると言われましたが、土日含めて4日で株が移動しました。
※社員持株会の株を引き出す日数は会社によっては違うようですが、1ヶ月程度掛かる会社もあります。
その時、株式相場がちょっと上昇(トランプ相場で上昇→しばらく下落→上昇気味)のときだったので、野村證券に移管されて3日後に株を売却しました。
野村證券の口座開設申込→口座開設→株の引き出し→株の売却まで【3週間】くらいでした。
なんだかんだで3週間掛かりました。
色々ネット情報を調べました所、かなり早く株を現金化出来た方らしいです。
社員株主会の株を売却してみた まとめ
今回、株を売却したことによっていろいろと勉強になりました。
・株売却で利益が出ると当然税金がかかります。
・株を売ったお金を運用するなら、4月売却・NISA口座設定がオトク。
・社員持ち株会の株を売却して現金化するために【3週間】くらい掛かった。
特に、
給与収入ではなく、課税所得330万円以下です。意外に扶養がいる場合には対象になりますよ。
※2017年9月追記
権利確定前で配当金を受け取れないと思っていたら、権利確定日後に売却していたみたいです。
後日、配当金が郵便為替で送られてきました。 配当金を損したわけではなかったですね。