2017/1/28 記事更新
生活保護の金額は、単身者、独身者でいくらくらい貰えるのか?
気になっている人も多いかと思いますので調べてみました。
生活保護費の金額は、生活保護費を申請する人が住んでいる自治体、年齢、家族構成、障害や病気の有無、介護が必要かどうか?などによって、生活保護費の金額はことなります。
あくまで参考なので、詳しくはお住まいの自治体の福祉課などの窓口でお聞きください。
そもそも生活保護費の金額は、単身者・独身者であろうとも、母子家庭であろうとも、大家族であろうとも、全国的に統一した金額はありません。
基本的に都市部では生活費が高くなりやすい為、生活保護費の支給額は高く、地方では生活費が低い傾向にありますので、低く抑えられているようです。
どのようにして単身者の生活保護費を計算するの?
下の図をご覧下さい。
新宿区での生活保護費の計算方法ですが、一つ一つ金額の差こそあれ、基本的な計算方法は一緒ですので参考にご覧下さい。
あなたご自身の生活保護費を調べたい場合には、お住まいの市町村ホームページからご覧いただけます。
40歳の単身者・独身者の生活保護費金額は?
今回は、モデルとして40歳として、単身者・独身者の生活保護の金額を算出したいと思います。
支給される生活保護費は、 生活扶助:生活扶助I類40270円+生活扶助Ⅱ類43430円=83700円となります。
住宅扶助:東京の2級地として、単身世帯53700円(地方ではもっと安いです。)
今回の40才の単身者の場合には、生活保護費137400円となります。
やはり東京は住むところが高いことを考えると、最低限に生活が出来るレベルでしょうか。
(又、障害者だとすると、1・2級の場合24970円、。3級の場合16650円が加算されることになります。)
比較として、ひとり親(子2人)の母子家庭の生活保護費金額。
一類 母+子1+子2 82070円
二類 三人家族 53290円
住宅扶助 家賃 3万5,000円
教育扶助 基礎額+教材費+給食費 1万2,900円 加算
母子加算 2万3,310円(注:廃止予定)
加算 児童養育加算 5,000円
合計 21万1,570円(最低生活費)
しかし、児童扶養手当4万7,360円+児童手当5,000円=5万2,360円は差し引かれるので、
母子家庭への生活保護費の支給額は、159210円となります。
一概には言えないかもしれませんが、母子家庭は母子加算、児童関係の手当てがでるので、単身者よりも生活保護費は多く、生活にゆとりがある感じがします。
母子家庭の生活保護費が高い気がしますが。。
しかし、育ち盛りの子供がいる場合には、食費がかなり掛かりますし 、教育費がかかります。
今の御時世、生活保護費については世間の目が厳しいですが。
子供のいる家庭には配慮してほしいと思います。(個人的に。。)