会社の健康診断で尿検査の項目がありますが、尿潜血の診断結果がプラスマイナスだったら、びっくりしますよね。
プラスマイナスって、良いの?悪いの?病気なの?って不安になりますよね。
なので、尿潜血プラスマイナスについて調べてみました。
尿検査で尿潜血が出たけど、病気なの?
健康な人でも、一日2万個の赤血球が排出されていますが、何かしらの病気があると赤血球の排出量(血液)が増えます。
尿潜血検査では、尿から排出される赤血球の量で、腎臓、膀胱、尿管などに異常があるかを調べています。
尿が排出されるまでの経路で、炎症などの異常がある場合には、尿潜血がプラスとなります。
しかし、尿潜血の検査は、スクリーニング検査の意味合いがあるため、健康な人でもプラスマイナスが出ることがあります。
スクリーニング検査とは、少しでも病気を疑われる人を探し出すための検査なので、、健康体の人でもプラスマイナスや、場合によってはプラス1くらいは出ることもあります。
尿潜血でプラスマイナスが出る原因
健康な人でも、激しい運動や、風邪を引いている、ストレスなどから、尿潜血がプラスになることがあります。
体を鍛えている方も激しい運動になりますので、潜血が出やすいです。
女性の場合には、潜血プラスマイナスが出やすい?
女性の場合には、生理中や、妊娠していると潜血プラスになることがあります。
産業医の方の話だと、女性の20名から30名に1人位は潜血プラスマイナスがでるそうです。
潜血がでる原因として、生理の血液が入ってしまったり、外陰部の炎症、ちょっとした傷などが原因な事が多いらしく。
後日の再検査で、ほとんどの方が問題ないらしいです。
尿潜血がプラスだったら考えられる病気
腎炎、膀胱炎などの炎症系、結石、膀胱がんなどが考えられます。
なるべく尿潜血検査でプラスマイナスが出ないようにするには。
健康な方でも、ストレスや過労が原因で尿潜血検査が陽性になる場合があります。ですので、検査が誤判定しないためにも、腎臓に負担をかけないようにする事が大事です。
ストレスが少ない生活を心がけ。
しっかり睡眠・休養を取ります。
おしっこをガマンしない。
なるべく風邪を引かない。
を心がけましょう。
尿潜血検査を受ける時の注意点
大量のビタミンCを摂取すると、24時間以内に尿から体外に排出されます。
検査で、実際には陽性なのに陰性と診断されることもありますので、検査日の前日は、100%ジュースやビタミンC入の清涼飲料水などは控えたほうが良いでしょう。