2016/12/31 記事更新
有給休暇を取得するときに気になることを調べてみました。
会社で有給休暇って、給料を貰いながら休むことが出来るとってもお得な日ですよね。
月給制の給料体系だったら、有給休暇を取得しても給料は変わらないかもしれないけど、パートやアルバイト、派遣社員だったらいくら出るんだろう?
疑問に思っている方も多くいらっしゃいます。 有給で休んだ場合には、一体いくら出るんだろう?
調べてみました。
パート・アルバイトではどうだろう?有給休暇取得時の賃金計算
有給休暇の賃金計算の方法は、次の3つの決め方があります。
①平均賃金
②所定労働時間労働した場合に支払われる通常の賃金
③健康保険法に定める標準報酬日額に相当する額(労使協定が必要)
そして、どの方法で支払うかは、予め就業規則等に記載する必要があります。
①平均賃金と②通常の賃金の区別が分かりづらいですが、 ざっくり説明すると平均賃金は、残業代・通勤の交通費などを含めた額の平均賃金となります。
②通常の賃金は、その逆に残業代・通勤の交通費などを含めない額です。
この場合は、正社員なんかの場合です。 では、パート・アルバイトの扱いはどうでしょう。
実例での有給休暇賃金の計算方法
<パートタイマー等の平均賃金の算定>
平均賃金を算定すべき事由の発生した日の直前の賃金締切日から起算して、3ヶ月間に支払われた賃金の総額 (時間外手当、通勤交通費等も含む)をその期間の総日数で除した金額を言います。
つまり、ざっくり説明すると、 過去3ヶ月間の給料総額を、90くらいで割った金額が 有給休暇でもらえる金額です。(まれな例外有り。)
例として、
- 4月の給料総額 18万円 (通勤手当、残業含む)
- 5月の給料総額 17万円 (通勤手当、残業含む)
- 6月の給料総額 13万円 (通勤手当、残業含む)
4月から6月の給料総額(税引き前)38万円
4月5月6月は、総日数 91日だったとして
380000円 ÷ 91日 = 4175円 です。
有給休暇取得時は、4175円 有給時の給料でることになります。
具体的に、賃金計算を行ってみました、計算自体は簡単なので あなたの有給休暇の賃金を計算してみてはいかがでしょうか?